徒然なるまま

music liquor books......

2017-01-01から1年間の記事一覧

南部鉄器 及源 鉄瓶 東雲亀甲

生活用品を使う上で、『長く使えて飽きが来ない』という点を大事にしています。 調理器具や食器なんかもそうですね。物があふれ取捨選択するシーンが多い中で、自分たちの生活にフィットしており無駄がないか?物を購入する際の判断基準です。先月、やかんを…

Blue Giant / 石塚真一

自分は滅多に読む事が無いのですが、『Blue Giant / 石塚真一』というJazzをテーマにした漫画に最近ハマっております。主人公である10代トリオのサクセスストーリーなのですが、これがまたイイんですよね。ストーリー自体も大変面白いのですが、”音”が届か…

Cicada / ocean (2015)

旅の途中で立ち寄った本屋さんで、たまたま耳にしたのが『cicada』であった。 本をゆっくり選びながら回遊している時に、邪魔にならず心地よい音楽が流れていた。センス良いなー、って思わずその場でシャザムで拾ってからは、気になり始めて。。本屋を出て直…

Ann Burton / Blue Burton (1967)

アン•バートンの名盤。全体を通して落ち着いた語り口で、いずれもスローでじっくり聴かせるものばかり。どの歌からも暖かさと心地よさが伝わってきます。最近(!?)の若い女性ヴォーカルにありがちな華やかさや甘さが前面主張して鼻につく事もなく、どこか酸…

Keith Jarrett / The Melody at Night , with You (1999)

完全即興のソロコンサートを開くほどの実力と人気を誇るキース•ジャレット。そんな彼が、97年頃から重度の慢性疲労症候群に悩まされ闘病生活を送っていた最中、支えてくれた妻のローズ•アン•ジャレットに捧げたのがこのアルバムだったそうです。一音一音を慈…

Bill Evans / From Left To Right (1970)

言わずもがな、巨匠ビル・エバンスの一枚。アコースティック•ピアノと、当時エヴァンスが興味を持ち始めたエレクトリック•ピアノを交互に織り交ぜた実験的とも言える作品。童謡なような幻想的な美しさを全体を通して感じますし、アコースティック•ピアノより…

Kenny Dorham/Afro-Cuban (1955)

ラテンジャズの王道。全曲通してコンガのリズムが、サンバのような南米感をたっぷり出しており心地良くたまらない。特に1曲目のAfrodisiaは、キラーチューンでまさにお祭り騒ぎ!最近では、quasimodeがデビュー当時にカバーしてたような気がします。ジメジ…

黒田卓也 / ZIGZAGGER (2016)

日本人初で米ブルーノートレコードからデビューした、近年、日本が誇るトランペッター。前回紹介しました、原信夫さんのビックバンドが統率された規律あるジャズであれば、黒田卓也のトランペットを例えるならば『破天荒』という言葉がピッタリ。FunkやHip-H…

原 伸夫とシャープス&フラッツ / LAST FOREVER (2008)

なんとなく、公演があった事を思い出したので、、。 耳馴染みある(⁉︎)『真っ赤な太陽/美空ひばり』を作曲した事で有名な原さん(監督では無い)。戦後から今まで日本Jazzシーンを牽引してきたビックバンドでございます。まさに大御所!!クール&モダンな…

no title

自分が共感できる音や本、酒などを徒然なるままに綴る。 忘備録のパズルピースが、やがて何かへ繋がりますように。